今回は町のお店でも多数の修理実績のあるSurfaceのお悩みについて、Q&A方式でお答えさせていただきます。
下記目次からですと、知りたい内容にすぐ飛べるようになっております✨

①充電が半日も持たない

PC、スマートフォン限らず、精密機器にのバッテリーはリチウム電池が内蔵されています。
基本的に、リチウム電池の寿命は2,3年程度と言われており、劣化はどんどん進んでいきます。
また、端末によっては目に見えて膨張してしまうものもございます。

これからも長く使用していきたいのであれば、バッテリーの交換をするのもいいかもしれません。

バッテリーの劣化状態の確認方法は？

1.スタートメニューからコマンドプロンプトを開く

2.起動したコマンドプロンプトで次のようにタイプして[Enter]を押します。
powercfg/BATTERYREPORT

3.バッテリーレポートがファイルに出力されます。(出力先はコマンドプロンプトに書かれています）

これによって、
・満充電時のバッテリー容量
・サイクルカウント(充電回数)
・バッテリーの持続時間
・スリープ状態でどのくらいバッテリーが減るのか
などが確認できます。

バッテリー交換の目安としては、
リチウムイオンバッテリーの特性上、充電回数が500回程度とされており、500回満充電するとバッテリー容量が大体70〜60％ほど減少されてしまいます。(500回を超えても全く使えなくなるといったことはありません。)

②充電器を抜けた瞬間、電源が切れてしまう。

繋げたままでないと起動できない・・・

可能性としては下記が考えられます。
・バッテリーの劣化による充電不良
・基盤の故障

こちらの場合は修理が必要です。
自然の直ることはありませんので、修理の場合はapple正規修理にお問合せ、もしくは非修理店に連絡しましょう。

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③いつのまにか充電が50％までしか貯まらなくなった。

こちらの場合、いつの間にかバッテリー制限の設定をしてしまっている可能性が高いです。

確認方法

1.Surface UEFI を起動する: デバイスの電源を入れるときに 、電源 + Vol Up キーを押します。

2.[ ブート構成>の詳細オプション] を選択し、[ バッテリーの制限を有効にする] を [オフ] に切り替えます。

Surface バッテリー制限の設定

④充電ができない時がある

可能性としては下記が考えられます。

・充電器側の故障
・充電コネクタに故障
・バッテリーの故障
・基盤の故障

多くの場合、充電のコネクタの交換で改善が見込めます。
(もしくは充電器が壊れている(本体は異常ない))

原因がわからない場合は修理店に一度お問い合わせしてみましょう。
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⑤冷却ファンがうるさい

こちらは端末の劣化によるものとなります。

↑かなり埃が溜まっています。

送風口にホコリがたまっていると熱をうまく逃がすことができず、ファンがさらに回転数を上げて内部の温度を下げようとします。
ホコリを取り除くとファンが必要以上に回転するのを防ぐことが可能です。
※内部の埃を除去することや潤滑剤を吹きかける等の作業はできますが冷却ファンの音を完全に消すことはできません。

⑥画面の誤作動(ゴーストタッチ)が出てきた

こちらは画面の不良となります。
自然の直ることはありませんので、修理の場合はapple正規修理にお問合せ、もしくは非修理店に連絡しましょう。

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⑦画面に斑点のような模様が出てきた

こちらも画面の誤作動(ゴーストタッチ)と同様、画面の不良となります。
使用に問題はありませんが、自然の直ることはありませんので、修理の場合はapple正規修理にお問合せ、もしくは非修理店に連絡しましょう。

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⑧キーボード(タイプカバー)が反応しない

こちらは可能性として、
キーボードの故障、もしくは本体側の接続部分の破損、劣化が原因と思われます。

ただ、今までかなりの数のSurfaceを修理してきましたが、端末のキーボード接続部分が破損していることはかなり珍しく、
ほとんどの場合、キーボード側に原因があります。
本体を何台も持っている、キーボードをいくつも持っているといったご家庭は少ないと思いますので、一度修理店にお問合せしていただくのが良いかもしれません。

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