HUAWEI P20 liteは2018年夏モデルとして登場したP20シリーズの中でもコストパフォーマンスが良く人気が高い端末です。今回はそんなHUAWEI P20 liteの分解記事となります。
目次
HUAWEI P20 liteの分解難易度
★★☆☆☆
レベル2
HUAWEI P20 liteの分解に必要な工具
ヒートガン、ウォーマー:粘着力を弱めるために使用します。
ピック、サッカー:フロントパネル、バックパネルを取り除く際に使用します。
温められれば、極端な話家庭用のドライヤーでも良いのですが、ピンポイントで温められずに時間が掛かったりで、専用の機器の使用がベターです。
内部パーツを分解する時に使用するピンセットやドライバーです。よく見て頂くと、有名な修理サイトiFixitのロゴが見えますね。
こんな工具を使用して、さっそく修理を始めましょう。
HUAWEI P20 liteの分解方法(本体とバックパネル分離)
下準備として、本体部分とバックパネルを分離をまず行います
P20 liteの分解はバックパネル側から始めます。当然ですが、簡単に取れないように超強力に粘着されています。それを取るには、粘着を弱める必要があります。
すべての分解において粘着を弱めるために、ヒートガン(ドライヤー)やウォーマーを使用し剥がしやすくしておきます。
十分に温めて、吸盤を使いながらバックパネルと、フレームの間にピックを差し込みます。
この時、深く差し込まないように注意(内部のFPCケーブルが切れる可能性があります)
慎重にピックを一周させ、粘着部分を剥がしていきます。
無事にバックパネルが剥がれました。
勢いよく開くと指紋認証のケーブルを断線する恐れがあるので要注意!
小さいコネクタなのでヘラを使うと便利です。
本体部分とバックパネル部分が分離できました。
HUAWEI P20 liteの分解方法 (ディスプレイ分解)
ディスプレイの分解を行う前に、まず本体とバックパネルを分離しておきます。
本体側、3箇所のネジを外します(矢印)
指紋認証ケーブルの、コネクタが保護されているプレートを外します(矢印)
左:指紋認証ケーブルをコネクタから外します
右:液晶パネルに繋がるケーブルのコネクタが、保護されているプレートを外します
本体下部のサブボード回りのカバー取るため、7箇所のネジを外します。
サブボードが見えました。
ここは充電コネクタや、イヤホンジャック、バイブレーターなどが集積している箇所になります。
続いて、液晶パネルとフレームを分離させます。
ピックを差し込み、慎重にピックを一周させます。粘着テープが強いので要注意。
液晶パネルと本体がFPCケーブルのコネクタを外します(矢印)
液晶パネルとチップが一体となっていますので、そのままフレームからFPCケーブルを取り除きます。
本体と液晶パネルの分離ができました。
HUAWEI P20 liteの分解方法 (バッテリー分解)
バッテリー分解を行う前に、まず本体とバックパネルを分離しておきます。
バッテリーの上を通っている、FPCケーブル2種類(黒・ブロンズ)のコネクタを外します(矢印)
本体とバッテリーがつながっているコネクタを外します。このとき本体とバッテリーのコネクトを外すときは金属のピンセットなどを使用しないようにしましょう。ショートして壊れます。
ここからバッテリー本体を外しますが、バッテリー裏面に強い粘着テープが貼っているため、先の平たいヘラなどで慎重に浮かせていきます。
また直接バッテリーにヒートガン(ドライヤー)で熱を当てないようにしてください。膨張や、発火の原因となります。
端末本体からバッテリーを取り外しました。
HUAWEI P20 liteの分解方法 (充電コネクタ・イヤホンジャック分解)
充電コネクタの分解を行う前に、まず本体とバックパネルを分離しておきます。
本体下部のサブボード回りのカバー取るため、7箇所のネジを外します。
サブボードが見えました。
ここは充電コネクタや、イヤホンジャック、バイブレーターなどが集積している箇所になります。
アンテナ線を外します(矢印)
バッテリー横にアンテナ線が走ってます。
充電コネクタパーツ(矢印)
サブボードを外すにはUSB TYPE-Cケーブルを挿してクイっと、軽く力を入れると結構簡単に外れます。
本体とサブボードが分離できました。
イヤホンジャックは充電コネクタの右にあります。
HUAWEI P20 liteの分解方法 (カメラモジュール分解)
カメラパーツの分解を行う前に、まず本体とバックパネルを分離しておきます。
カメラモジュールがある、本体上部(メインボード)を分解するために、まず、7箇所のネジを外します。そして各カバー、ケーブル及びコネクタを外します(矢印)
メインボードはフレームに、しっかりハマっているので、矢印2箇所に細いピンセットなどで差し込み、浮かして外します。メインボードが外れました(表側と裏側)
ここから、さらにメインボードを分解していきます。上部カバー(フラッシュ付随の)を外すと、フロントカメラモジュール、インカメラモジュールのコネクタが見えます。P20 liteはフロントカメラがダブルレンズなので2箇所コネクタがあります(矢印)
フロントカメラモジュールが外れました。このダブルレンズで綺麗な背景ボケが撮影できます。ちなみにここから、インカメラモジュールも簡単に分解可能です。
HUAWEI P20 liteの修理は町のお店へ
町のお店でもP20 liteの修理を承っております。
Huawei P20 liteは大変コスパの良い機種でありながら、ミドルレンジのスペック、高級感のある質感、コンパクトでありながらベゼルレス大画面、外見よりかなり軽く感じるなど、これといった弱点がなく執筆時点で爆売れNo1な端末です。特にライトユーザー層にお勧めですね。ぱっとみiPhone Xにも似ています(笑)
半面、販売数量が多い分、故障してしまったという方もとても多いです。
また修理依頼しても修理受付から完了までに時間を要したり、修理出来ても大事なデータが消えてしまうので修理を拒む方も多いです。
当店は、画面・液晶割れやバッテリー・電池交換、充電コネクタの不良や水没、カメラ交換、スピーカー、マイク不良、Wifi、通信(LTE)不良など様々な故障に対応しております。
もちろん、海外版にも対応しております。
下記、Huawei P20シリーズ 一覧表よりお見積り依頼可能です。
機種名 | 型番 | 修理料金表表示ボタン |
---|---|---|
Huawei P20 | EML-L29 ☆☆ | |
Huawei P20 Pro | ー☆☆ | |
Huawei P20 lite | ANE-LX2J ☆☆ |
大阪店舗での即日修理はもちろん、遠方の方からの郵送修理(配送期間含め最短2日で対応)にも対応しております。落下などでパネルが割れて困っている方、自分でチャレンジしたけど失敗してしまった方など、ぜひ当ショップまでご相談ください!
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