6月4日、台湾ASUSがゲーミングスマートフォン「ROG Phone」を発表しました。
ASUSは6月5日より台湾で開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2018に先立ち、ゲーマー向けブランドROG(Republic of Gamersの略)の名を冠したゲーミングスマートフォン「ROG Phone」を発表。専用のオプション品も多数出る見込みです。防水機能もついて、これはかなり気になるスマホ(もはやゲーム機)となりそうです。
ROG Phone(ZS600KL)の発売日と価格
◆発売日
2018年7月を予定(台湾)
◆価格
8GB/128GBモデル:899ドル(約99,000円)
8GB/512GBモデル:1099ドル(約121,000円)
8GB/512GB+アクセサリーセット:1599ドル(約176,000円)
※1ドル110円で計算
ROG Phone(ZS600KL)のスペック
ROG Phone(ZS600KL) | |
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ディスプレー | 6.0インチ |
画像解析度 | 2,160x 1,080 AMOLED |
サイズ | 158.83 x 76.16 x 8.65 mm |
重量 | 200g |
OS | Android 8.0 Oreo |
CPU | Qualcomm Snapdragon 845 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB/512GB |
SIMサイズ | Dual-SIM(Nano-SIM+Nano-SIM) |
外部メモリー | Micro SD無し |
4G/LTE対応バンド | FDD-LTE(Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 28, 29, 32) TD-LTE(Bands 34, 38, 39, 40, 41,46) WCDMA (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 19) |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac 2.4&5GHz |
リアカメラ | 1,200(F1.8)+800万画素(120°広角) |
フロントカメラ | 800万画素(F2.0) |
バッテリー | 4,000mAh |
指紋認証 | 〇 |
USB | Type-C |
カラバリ | ブラック |
ゲームをするのに特化しているだけあって、RAMは8GB、CPUはSnapdragon 845と2018年のハイエンドスペックを採用。また、通常2.8Ghzのクロックスピードをオーバークロックしており、クロックスピードは2.96GHzに達します。これによりAnTuTuスコアは304183点を達成しています。通常のSnapdragon 845搭載機のスコアは27万点前後ですので、かなりの高性能です。オーバークロックによる熱に対応するため、「3D Vapor-chamber Cooling」と呼ばれる技術で効率よく冷却されるそうです。更に 「Hyper Charge」技術を使った急速充電に対応しています。
ディスプレイは6.0インチ 2,160×1,080のAMOLED。HDRに対応するほか、90Hz駆動で応答速度は1msとゲーマー向け仕様になっています。リアカメラは1,200万+800万画素のデュアルレンズでインカメラは800万画素となっています。
また、横持ちの際に人差し指が当たる部分2か所に超音波センサーを搭載。「AIR TRIGGERS」と呼ぶ機能で、ゲームコントローラーのトリガーボタンのように使用できます。この超音波センサーは縦持ちした際の左下にも搭載されており、右下に位置するセンサーと合わせて、HTCの握って操作するEdge Senseのような使い方も可能です。
まさにゲーム機!アクセサリー装着で変化!
ROG Phoneは別売のアクセサリーを使用することで変化します。ディスプレイ、キーボード、マウスを接続して、ゲーミングPCのように使える「Mobile Desktop Dock」、本体左右に取り付け、Nintendo Switchのようなスタイルになる「Gamevice & WiGig Dock」DSのようなスタイルのゲーム機になる「Twinview Dock」です。
AeroActive Cooler
ゲーマーフォンのため、長時間やり込むことを想定しているの、かなり熱くなるのでしょうか。外付けのAeroActive Cooler(エアロアクティブクーラー)により無理やり冷却させることができます。これを装着するだけでCPUを47%冷却できるそうです。
Mobile Desktop Dock
Gamevice & WiGig Dock
Twinview Dock