SIMフリーiPhoneを購入したいけど、日本で買うか、海外で買うか迷っていませんか?
海外モデルと日本国内モデルでは機能性に大きな違いがあります。それが“シャッター音のコントロール”です。日本版ではカメラ撮影のシャッター音を消すことができません。シャッター音をオフにできるのは海外モデルのiPhoneだけです。機能性を重視するなら海外モデルを選ぶべきでしょう。
今回は、海外のiPhoneを購入するときの注意点や購入にかかる費用などを紹介します。
目次
SIMフリーiPhone、日本と海外での違い
SIMフリーiPhoneはMVNO、いわゆる格安SIMで通信を行えることが魅力的。
日本仕様のSIMフリーiPhoneを手に入れるには下記2つの方法があります。
- アップルストアで購入
特別な手続きなしで新品のSIMフリーiPhoneを手に入れることが可能 - キャリアで購入したiPhoneのSIMロック解除を行う
手続きの手間がかかるが、SIMロック解除を行えばSIMフリーと同じように使用可能
では、日本と海外のSIMフリーiPhoneで価格差はどれほどでしょうか?
日本と海外の金額差は1〜2万円
答えは約1~2万円ほどです。【iPhone7/128G】を例に海外のSIMフリースマホ購入サイトでの金額を確認してみましょう。
expansys | 約10万円 |
ETOREN | 約9万円 |
1shopmobile | 約10万円 |
日本のアップルストア | 83,800円(税抜き) |
アップルストア以外の3サイトは海外スマホを購入できる通販ショップとして人気が高いです。海外スマホを購入できるサイトについて紹介している記事も併せて参考にしていただくと理解が深まります。
安全性が高く、価格の安さに定評がある3サイトですが、それでも日本のアップルストアで購入した方が安いことがよくわかります。
海外製のiPhoneを購入する場合の注意点
では、日本製のiPhoneを購入した方がお得なのでしょうか?
実は、海外製のiPhoneの方が性能が高く、わざわざ海外から輸入する人もいるほど。ただし、海外製の場合、初期不良が起こったときに返品・交換の作業がとても手間です。
海外スマホ購入ができる日本の通販サイトで提供している補償サービスのように、トラブルがあったときにすぐに交換してくれるサービスが必要でしょう。代替機の貸し出しをしてくれるなど、安心して利用できる保証が必要です。
SIMフリーiPhone海外モデルの機能について
ヘビーなMacユーザーがiPhoneに感じる不満点といえば“シャッター音”です。「カシャッ!」と大音量で響くシャッター音。不快に思った経験がある人も多いはず。
「iOS 10.2」以降であればスクリーンショットに限り無音設定が可能になりましたが、通常のカメラを撮影するときはもちろん音がでます。仕事でiPhoneを使用している人からすると、電車の移動中にスクリーンショットは頻繁に利用する機能。無音化のアップデートは反響が大きかったです。ですが、カメラ撮影のシャッター音は状況が変わらず、通常の撮影やバーストなど依然として音が響きます。
高画質で撮影できるiPhoneの良さが、撮影音のためにイメージダウンしているのが日本モデルのiPhone。そのため、海外からiPhoneを取り寄せる人もいるというわけでしょう。ちなみに、海外の製品でも日本語化は簡単に設定できるので、英語がわからない人でも安心です。
中古の海外モデルなら安く手に入る
新品の場合は海外モデルの方が高値になるiPhoneですが、中古の場合は話が変わります。オンラインショップによっては国内の中古商品よりも安い値段で、海外モデルを仕入れてくれることがあるからです。
少しでも安く、機能性が高いiPhoneを手に入れたいなら、中古の仕入れも選択肢の一つとして持っておくべきです。勿論、中古だけでなく、新品の仕入れも可能ですので、検討中の方はぜひお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
SIMフリーiPhone、キャリア端末には要注意
シャッター音くらい気にならないという場合は日本国内で購入することもできるでしょう。
ただし、au・ドコモ・ソフトバンクのキャリアが販売しているiPhoneには注意してください。SIMロック解除という手続きが必要です。
契約中のiPhoneで購入からキャリアが定める期間を経過していれば、オンラインで行えます。契約を解約している場合でも、窓口へ持っていき3,000円の手数料を支払えばSIMロックを解除してもらえます。
厄介なのが契約を解約して一定期間が過ぎていると、SIMロック解除を行ってもらえないことです。中古で購入した場合はSIMロック解除作業を行ってもらえない可能性があるので要注意。この場合、ファクトリーアンロックまたはSIMロック解除アダプタなど、自己責任でSIMフリー状態にする必要がでてくるので注意しましょう。
SIMフリーiPhoneは海外製を補償付きで購入しよう
SIMフリーiPhoneは日本製よりも海外製の方が1、2万円ほど高額です。ですが、シャッター音を消すことができ、実用性に優れています。SIMフリーでiPhoneを購入するなら海外製の方が断然よいでしょう。
日本製のiPhoneを購入する場合はSIMロック解除の申請が必要なので要注意。ただし、ファクトリーアンロックやSIMロック解除アダプタを使用すれば、キャリアを通さなくてもSIMロックを解除できます。
海外製のiPhoneを購入するとき、特に気をつけておきたいのが通販サイトが補償サービスをつけてくれること。海外を拠点に置いたスマホ販売ショップは故障時の対応がにぶいことや、連絡がうまくとれないなどの口コミがよく聞かれます。